背中のにきび
 

皮膚科

医師に相談背中ニキビは気づかないうちにできることもあり、気づいたときには
ニキビ跡となっていることもあります。

早い段階で治すことで跡にならずに治すことができるので、
早めに皮膚科を受診することが大事です。

初期の段階においては毛穴の詰まりを除去することで治すことができます。

ただ、背中のニキビを自分で治療することは困難であり、
きれいに治すためにも皮膚科の受診がポイントです。Nikibichiry? Sorara Clinic

初期の背中ニキビにおいては面皰圧出の治療をすることで
皮脂の詰まりを取り除く事ができれば短期間で治すことができます。

皮脂の詰まりを取り除くことは雑菌による炎症を防ぐことができるので効果的です。

顔にできるニキビは毛穴に詰まった皮脂にアクネ菌が入り込むことで
炎症を起こします。

カビの一種

そのため、顔のニキビ予防の洗顔料などにはアクネ菌対策が行われています。

しかしながら、背中ニキビにおいては炎症を起こす原因菌はアクネ菌ではなく、
マラセチア真菌と呼ばれるカビの一種です。

このマラセチア真菌を取り除くことができなければ完治することがないことが特徴です。

マラセチア真菌を取り除くためには皮膚科で薬を処方してもらう必要があります。
そのためにも早めの受診が必要です。

炎症を起こしていても痛みを感じないこともあるので気づいたときには
ニキビ跡になっていることもあります。

ニキビ跡ができると、それを治すためにはレーザー治療などを行う必要が出てきます。

ニキビの治療においては保険適用となる治療とそうでない治療があります。

面皰圧出や抗菌薬の処方などは保険適用の範囲内の治療です。

しかしながらレーザー治療やピーリングが必要になると保険適用外となり、
全額自己負担となります。

症状が軽いうちの治療方法において保険適用となることからも、
早めに受診することが短期間での完治だけでなく、経済的にもメリットがあると言えます。

そのためには鏡で背中をチェックするなど日頃からのセルフケアが重要です。

家でするニキビ跡のクレーター治療

家では、ニキビ跡のクレーターのような古い老廃物のたまった
お肌を排出するためのケアが必要です。

そのためには、本来お肌が自分でもっているはずの
ターンオーバーのはたらきを取り戻すことが重要です。

うるおいがたりなく乾燥していると、お肌が活発に活動できず
生まれ変わることもできません。

ですから、うるおいをあたえたり、血行を促進することが大切です。

ニキビ跡のクレーターがあると、マッサージをするのも
ためらわれるかもしれません。
そんなときは、血行をよくするために、温タオルなどを
つかってパックをすると良いです。

お風呂に入った時にお顔にお湯をしぼったタオルをのせるのも効果的です。

お風呂は湯気もあり、顔の毛穴も開きやすくなります。
そこで洗顔すれば、毛穴の奥まで老廃物を
洗い出すことができます。
血行促進にも、湯船に浸かることは必須です。

湯船に浸かりながらのパックが一番いいでしょう。
お風呂の湯気で保湿され、また、温かいお湯に
つかることで血行が促進されます。

湯船に浸かるということをやっていない人も多いでしょう。
ですがこれは、美肌にも健康や疲れにも非常に効果があり、大切なことなのです。
毎日は難しくても、定期的に湯船に浸かる日を作りましょう。

そうしてターンオーバーを促せば、ニキビ跡のクレーターも古い角質として排出されやすくなります。